晴れときどきチャーリーさん New

• 05/20/22:52

「集中」といえば、皆さんは音楽を大音量でスピーカーから3時間以上しゃべらず聞き続けるという体験は、よくしますか?　好きなミュージシャンのライヴを立ち見で3時間観たことはありますが、さすがにいくら好きなものでも立ち見で3時間は後半はとてもきつくなったけれどもね(笑)。

座って聴く体験を年始に1人で体験してきた。いやーいいわ～最高。コーヒー２杯とジン一杯で3時間10分満喫。3時間でたった2600円ぽっち。安すぎる。ま、年始というぜいたくな時間の使い方ができる時だからこそできたけど。

そこで突然マスターにギターを渡され、マイナスワンを次々かけられ、ジャスギターを弾かされる(オーディション??)という体験も。合格したのか?? ライヴをしてもよいそうだ(笑)。このごろ「どジャズ」をじっくり攻めてはいなかったので、突然弾いて下さいと振られるとこりゃあせるわな。

都心部で有名どころも多数出演している場所で、営業半分で行ってみたのだが、そうそうたる演奏家のサインが入ったフルアコのギターを弾かせてもらえて幸せだった。マジかよというアーティストのサイン(ジャズギター好きでないとわからないかも・・・)に震える幸せ。

「集中」ってこういうところにも活きる。3時間以上、携帯はオフって、音楽にどっぷり浸かる。デカいスピーカーからガンガンジャズを聴いてみたい、行ってみたい方いたら、ぜひ連絡下さい!! アングラ空間へ案内します。

というわけで最近「ジャズ風味」な音楽はやっていたけれども「どジャズ」畑をぜんぜん耕してなかったのでアタマの中のジャズ畑がやや荒れ地化していた。草むしりから始めよう。

• 01/16/23:26
• ジャズ、フュージョン

リーダー作の年代の若い順に上段左から右→下段左～右。
97年のジャズ批評を参考にしているが、録音順ではあるけれど前後しますとのエクスキューズあり。

①

オルガントリオ。グラント・グリーンもそうだけど、この形態ってのがまず垂涎もの。"周囲"を極力そぎ落とし、ホーンがなくてもメイン楽器として十分すぎるほどの存在感。それを世に知らしめたウエス。ウエスというジャンルを確立した。自称後継者はごまんといてもやはり超える人はいないですね。あんな巨人はもう後にも先にも出ないだろうというギタリスト。

オリジナルは少ないけど、定番になっていく曲も含まれ、1曲1曲が短いが濃いので満腹中枢が大満足。(笑) 初期にしてこのボリューム・・・。

オルガンとダブルで厚みが凄い!! お歳暮でもらう、普段自分からは買わない巨大なハムをで大きな暖炉で金属の串にさしてあぶるようなゴージャスさ(どんなたとえだ!)(笑)といえば伝わりますかね。(笑)

1曲目のラウンド・ミッドナイト。。。もうあらためていう必要もない逸品。昔、ジャズの先生がこの曲をトランスクライブした自筆の譜面を送ってくれたんだけど、もともと"達筆"な先生の書き込みが多すぎて、ほぼ原形とどめてなかったけど(苦笑)。。。自力で全部やってみる価値はある。というかウェスって、1曲まるまるとにかく丸パクリしただけで物凄い収穫。それほど詰まってる。

それが即興なんだから信じられない。以前理論を教えてもらった先生が「美しいよね～」「作ろうとして作ったとしても、あんなになるかって。凄いよね」と言ってたけど・・・・本当にそうです。

私が一番最初に聴いたのはこれだったので↓ これ聴きこんでから①へ来たからオルガントリオである意味、まる裸のウエスが聴けて(エゲツない表現w)グッときたのね・・。



※同スレッドに追記して更新していくスタイルにします。といっても連載という頻度ではないから、不定期です。
～つづく

• 01/04/10:18
• ジャズ、フュージョン